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2023.11.26 鴻巣友季子氏と川染雅嗣氏による「英語と音楽のイベント」に行ってきました

  • 執筆者の写真: Yucony
    Yucony
  • 2023年11月26日
  • 読了時間: 3分

11月の初め頃に小田急線の車内でたまたま目にしたポスター。「あの有名な鴻巣友季子さんのイベント」(実は一度だけお会いしたことがあります)!?「楽譜の“翻訳”と原書の“演奏”の試み」!?「こんな異例の組み合わせのイベント、今までにあった!?」(考えてみれば私も10月に英語と歌のワークショップをやりましたが)これは絶対に行かなければ!!ということで早速申し込み、本日行ってまいりました。


とは言っても毎週日曜日(第5週を除く)には自分ががやっているグループレッスンのBook Reading Club(先月から『チャーリーとチョコレート工場の秘密』を読んでいます)があるため予定を変更することが難しく、朝9時から新百合ヶ丘のカフェでオンラインレッスンと対面レッスンを次々とこなし、Book Reading Clubが終わり次第ダッシュで向かうというハードスケジュールになってしまいましたが。


いえ…たくさんの方に「面白そうなイベントなので私の代わりに行ってきてください!」と言ってはいただいたのですが、コーチングプランとグループレッスンのメンバーが50名近くいる中で、「たまたま連絡を見ていなくて来てしまいました」という方がいらっしゃる可能性もなきにしもあらず。やはり急病などのやむを得ない理由以外での予定変更はしない方が良いという結論に達したのです。こういうときにお願いできる方がいたら良いのかもしれないですが。


結果的に最初の50分くらいを聞き逃してしまったのですが、ミニコンサートは三曲全て聴くことができましたし、最後にお二人が15分くらいでお話してくださった「まとめ」を楽しく拝聴し、そして12月に行われる鴻巣先生の講演会のパンフレットを2枚無事にゲットし(どちらも行かれそうです!)、帰ってまいりました。


「まとめ」で印象的だったことは、


  • 演奏も翻訳も「正解」はない。弾けば弾くほど、訳せば訳すほどわからなくなるものなので、とにかく時間がかかる。結論を急がないで欲しい。


  • 翻訳に関しては、高い英語力はもちろん大事だが、歴史の知識、リサーチ力、本質を捉える力、そして何より忍耐力が必須。


  • 音楽に関しても同様に、課題曲しか聴かないのではなく、その作曲家の他の曲を聴いたり、作曲家自身の人生について学んだり、多面的にアプローチすることが大事。


  • 「好きなもの」「自分の感覚に近いもの」だけでなく、反感や違和感を覚えるものを選ぶことも大事。


  • お二人がされていることは「解決の方法を教える」ということ。「正解」を欲しがる学生が増えているが(「先生のお手本をください」など)、正解はないことに慣れて欲しい


  • 音楽と翻訳を教育にもっと活かしたい


という点でした。


また、お二人が「言葉や音に色や感触を感じる感性を磨いて欲しい」と仰っていたのは、昨日石村先生も全く同じことを仰っていた(「共感覚に近いレベルで」と表現されていました)ので印象的でした。


私も、発音の指導の際には音声学をベースにした細かいルールを用いた説明もできるにはできますが、「言葉の持つパワーを信じて自由に読んでみてください」と言うこともあります。beautiful, pretty, cool, wonderful, great, amazing…もしくはsad, lonely, awful, terrible...など、どんなに簡単な単語でも、「お!」と反応する言葉はあるはずです(ないのであればまずはそこから…)。その単語が目立つように読めば、そうおかしなことにはならなかったりしますよ。


私の仕事も皆さんに「英語を学習する上で生じる様々な問題の解決の方法」を教えることだと改めて気づきました。


短い時間ではありましたが、お二人のお話を伺うことができて本当に良かったです。「英語業界以外の方々ともっと色々なお話をしたい!」というのが、ここ5、6年ずっと思っていることです。少しづつ叶ってきている気がします。



 
 
 

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